フィノッキアーロ議会関係担当大臣と会談

フィノッキアーロ議会関係担当大臣と会談。
4年前は上院憲法委員長として会ったことを伝えた上で、私からは、「建設的内閣不信任(不信任の条件は信任できる候補がいること)を国民投票にかけなかったのは何故か?」「国民投票否決を受けて留意すべきことは何か?」について聞く。

まず「議会が安定したのではずした。」後者には「反省を込めて言う。多数が自身の基盤強化のために憲法改正を利用してはいけない」「ベルルスコーニ政権も同様のことを2006年に行い否決された」「共和国憲法を制定した1946年制憲議会をモデルに再現できなかった。」ほか、「南部イタリア、若い世代の反対が強かった」「改正条文を減らすことはできなかった。相互に絡んでいたから」「上院改革を上院が自ら行ったことは評価」「確かに否決されたら辞任すると、レンツィ首相は約束した」など。
率直に語ってくれたフィノッキアーロ大臣は日本に当てはめれば現内閣の官房長官か副長官役。