権力の行使は抑制的にあるべき

 今朝の駅頭は北浦和駅にて、立憲民主号外たけまさ公一レポート(2月15日号)、新型コロナウィルス対策申し入れ(安倍総理宛2月21日)(文科相宛2月28日)検査拡充法案(3月3日)を配布しました。

 昨夜の与野党党首会談では、新型コロナウィルス対策特措法成立に与野党協力を確認しました。ただし、徒に私権制限されないように、正しい情報が国民に開示されること、検査拡充等を野党党首から申し入れました。

 安易に非常事態宣言を発する前に政府は手を尽くすように枝野代表が求めたのは、安倍総理並びに官僚が権力を濫用し、さんざん民主主義の土台を揺るがせてきたことに対する不信感があるからだと思います。

 権力の行使は抑制的にあるべきが基本であることを政府は肝に銘じて新型コロナウィルス対策のための新型インフルエンザ特措法改正に臨むことを求めます。

 緊急事態宣言後、指揮を直接取る都道府県知事も同様です。また、北海道で行われていることが他の都道府県でも行われることとして検証ならびに情報共有が欠かせません。

 なお、危機に臨んで与党も野党もないと野党から言うのはわかりますが、総理から与党も野党もないとの発言には、最高権力を行使する立場にあることをわきまえていないと言わざるを得ません。