後援会
 

会報26号 

2002年11月発行

巻頭言  

皆様いかがお過ごしでしょうか。
平素、変わらぬご支援ご声援に心から御礼申し上げます。

この9月の民主党代表選挙では45歳の野田佳彦氏を応援しました。
残念ながら、3位に終わり、一挙に党の顔を変えるまでにはいたりませんでした。
新たな制度としてサポーター登録を頂いた皆様、そして野田さんをご支援いただいた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
結果、鳩山由紀夫さんが再選されました。その後の人事をめぐる「ゴタゴタ」も含め、多くの教訓を得ることができました。

民主党では、「NC(次の内閣)IT担当総括副大臣」として「電子政府、電子自治体」への取り組みと、個人情報保護との兼ね合い、電波行政の見直しに取り組みます。
さらに、政権戦略委員会(委員長・岡田克也幹事長代理)のメンバーとして「党改革」に臨みます。また、第155臨時国会には引き続き総務委員会を中心に活動します。

「五増五減」の法案が施行されての「衆議院区割り見直し」については皆様よりお問い合わせ、ご心配を頂いております。
私については、新1区か新15区となりますが、今後さいたま市で活動する枝野・金子両衆議院議員を交えた調整が党本部で行われます。皆様にも適宜ご相談をしながら臨みたいと存じます。

通常国会では、「NC沖縄北方副大臣」として「沖縄ビジョン」をまとめ発表することができました。
さらに、この夏には、初めてロシアを訪れ北方四島の問題を協議する民間会議である「サハリンフォーラム」に作家の上坂冬子さんらと共に参加しました。
領土問題、そして、その後の拉致問題など、いずれも日本の主権に関わる問題です。その主権さえ守れない日本政府や外務省の対応をもたらしているのは、縦割り行政であり、族議員との癒着であります。
ここを正すためには「政権交代可能な二大政党」がやはり必要であります。新規まき直しを目指して、日々全力で臨みます。
引き続き宜しくご指導のほどお願い申し上げます。 (衆議院議員 武正公一)


 救急医療改革を厚生労働・総務両大臣に提出 【7月4日】

県議会議員時代から、救急医療に取り組んできたため、平成12年11月17日に厚生委員会、平成13年3月2日に予算委員会第五分科会で早速質問に立ち、救急車内での「気管挿管(口から気管へ直接管を通して気道を確保する)」を行うべきことなど救急救命士の「特定医療三行為」の拡大を提起してきました。 

昨年末、秋田県の救急救命士が6年にわたって「医師の指示を受けずに気管挿管を行ってきたこと」がわかり、にわかに法律に違反しているということで注目を集めたところ、党内医療問題ワーキングチーム救急医療担当主査として以下のような案をまとめました。

(1) 除細動(心臓への電気ショック)を早急に認める
(2) 医師の指示のもと気管挿管を行うことができる
(3) 輸液(血管に薬剤を投与する)は条件付き必要最小限の薬剤の投与を認める

加えて、搬送後の患者さんの容態が病院側から救急隊側に伝わるように相互の連携を求めたものを、7月4日厚生労働・総務両大臣に直接手渡しました。 
厚生労働省も検討会の議論が進んでいるようですので、その進捗状況を見ながら、法改正を視野に臨みます。

官製談合防止法案(通称)審議で法案提出者として答弁する【7月17日】

官製談合防止法案は、昨年11月に民主党案を提出しましたが、ようやく与党案が7月に出されました。両案審議となり、私も法案提出者としての趣旨説明を行い、答弁に立ちました。
両案に共通なのは、公務員が公共事業の入札価格を漏らすなど、談合への関与が認められた場合は

(1) 公正取引委員会は発注者の長に改善措置を要求できる
(2) 国や自治体に損害を与えた職員に対して損害賠償を請求できる

ですが
与党案には民主党案の「談合の黙認」として「設計価格の97~98%で落札する」「定期的に決まった業者が落札する」「談合情報の通告がある」のようなケースを除いています。

また、談合の「調査」には与党案は「身内の職員」があたることになっていますが、民主党案は「長の責任」で行い、また、「会計検査院」を絡ませています。
結局、与党案が可決しましたが、付帯決議に民主党案の趣旨を入れることができました。また、何よりも与野党それぞれ議員立法を提出し、官僚の書いた答弁書を読まず、自らの言葉で答弁していたことは、「国会本来の在るべき姿」だと痛感しました。

サハリン視察【8月18~21日】

安全保障問題研究会とサハリン州の共催による第5回サハリンフォーラムにオブザーバーとして参加しました。私にとっても、初のロシア訪問です。
フォーラムの目的は北方四島返還のために、ロシアが実効支配している四島が(ロシア側の主張では)属するサハリン州と相互理解を深めるものです。
これまでの4回に比べ、無理難題をロ側から吹っかけることはありませんでした。
その理由として、プーチン大統領に遠慮していることがあげられます。
90年代に比べて7つの連邦管区に大統領代行が置かれたことで、大統領の地方への影響力が強まっているからです。
サハリンでは、「サハリン1」「サハリン2」とガス、石油開発が行われていますので、北アジアにおける「エネルギーや原油備蓄の相互依存関係」の提案を行いました。
また、「統一ロシア(プーチン大統領の与党)」のユジノサハリンスク支部を訪れ、意見交換を行いました。

沖縄ビジョンを発表【8月26日】

東アジアの中心に位置する沖縄に「1国2制度」を認め、沖縄を利用して日本のアジア、世界への貢献を行っていくことを発表しました。
台湾とのビザなし渡航を認めるなどアジアの人材の交流拠点と位置付けること。日本一高いといわれる介護保険料への対策として沖縄独特の「ユイマール」「門柱(ムンチュー)」などをサービス提供者と認めるべきことも「1国2制度」の具体例です。

民主党代表選挙   野田佳彦議員を応援

野田候補にご支援を頂いた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。党代表には残念ながらなれませんでしたが、この戦いで得たものを大きく生かしたいと思います。
鳩山由紀夫 294ポイント
菅 直人 221ポイント
野田 佳彦 182ポイント
横路 孝弘 119ポイント
来年の4月は統一地方選挙です・民主党の神埼功・松崎良一議員を応援します

写真左
 神崎功(かんざきいさお)
民主党公認
さいたま市議(当選1回)
さいたま市大牧854-35
緑区よりさいたま市議に挑戦予定

写真右 松崎良一(まつざきりょういち)
民主党推薦
さいたま市議(当選2回)
さいたま市浦和仲町1-9-15
浦和区よりさいたま市議に挑戦予定

back


top