後援会
 

会報32号 

2005年11月発行

巻頭言  

衆議院選挙では、おかげさまで三期目の当選を小選挙区で果たすことができました。
小泉台風が吹き荒れ、民主党は全国で議席を大幅に減らしました。
特に、首都圏では小選挙区の民主党は三六議席が五議席に激減しました。
郵政法案への対案が出せなかった国会対応が尾を引き選挙対応が「後手」になり「下手」を打ったゆえであります。
しかし、埼玉一区では、急な解散と暑い夏の選挙にもかかわらず、支援者の皆様には台風を打ち返すべく必死に支えていただきました。

民主党は、新しい代表である前原さんを選び、「徹底審議」「対案主義」を基本に特別国会に臨みました。
郵政法案については対案を提出し、堂々と議論を戦わせましたが、結果は政府案が賛成多数で可決されました。
しかし、郵貯簡保のお金で国債を引き受け続けること、さらに、「官(業)」にお金が「民」からさらに集まる懸念は払拭されていません。

インド洋への自衛隊艦船派遣延長審議では、相変わらず政府は説明責任を果たそうとしませんでした。
シビリアン・コントロール(文民統制に加え国会の関与)がまだ充分ではありません。
イラクからの自衛隊撤退を求める法案を提出し審議を行う一方、各地で起きるテロ撲滅を求めテロ対策特別措置法改正案には賛成をしました。
三分の二以上の議席を与党が占めるということは戦後かつてないといっても良い状態です。

巨大与党の暴走が垣間見れた国会でした。
その阻止のためにも、まずは税金の無駄遣いを具体的な項目と金額を上げて明らかにしてゆきます。
そして、引き続きさいたま市の代表として選挙公約であげた五つの地域公約の実現にも全力で取り組みます。
皆様には引き続きご指導ご支援のほどをお願い申し上げます。どうぞお元気でお過ごしください。 (衆議院議員 武正公一)


外務委員会筆頭理事として

理事会のメンバーは八名。自民党の議席増により民主党理事は二名に。
与党理事六名に対峙する先頭に立つとともに、委員会の運営を与野党の筆頭理事で協議して決定してゆきます。
テロ特措法改正、イラク自衛隊派遣期限延長、普天間基地移転、プーチン露大統領来日、日中・日韓・日朝協議、東アジアサミット開催など年内も重要案件が目白押しの外交課題に取り組みます。

                                    
独立行政法人への税金を半分に

いまやほとんどの特殊法人は一〇六の独立行政法人(以下、独法)に名称を変えています。
しかし、補助金は運営費交付金に名前を変えても約四兆円のお金が毎年使われています。
見せかけの改革といわれる理由がここにあります。
そこで、一昨年六月、私が代表となり「独法に関する予備的調査」を行い、この一年、チームを作り各独法からヒアリングを行い、中間報告をまとめてきました。
この十月、再度予備的調査を提出するとともに、年内に最終報告を取りまとめ、来年の国会には法案提出等を行います。これにより、具体的な税の無駄遣いとして、運営費交付金の半減を提案します。

党選対委員長代理として

前原新代表のもと全国の各種選挙の公認内定作業を行う選対委員会のまとめ役を務めることになりました。
具体的には、まず、衆議院選挙を終えて、次期総選挙の公認内定を急ぐとともに、内定基準づくりを行っています。
来年には、候補者の公募の実施、参議院議員・統一自治体選挙候補者内定作業が控えています。 

県連幹事長として

三月の県連大会で決定した「足腰の強い民主党埼玉に」のもと、各総支部の基盤作りを進めてゆきます。
熱心な参加者のもと九月から政治スクールも始まり、再来年の統一地方選挙候補者の擁立を中心に行ってゆきます。

115,262票に感謝

小泉台風と本物の台風のダブルパンチを受けながら、それでも全力で走りぬいた12日間。
 「本当に大切なことは何か?」「小泉マジックに惑わされないで!」連日、そう訴え続けました。
非常に厳しい戦いではありましたが、皆様の暖かいご支援に勇気付けられ、最後まで信念を貫くことができました。



地域の皆様とともに~後援会活動記録

写真左上:6月25日ボーリング大会 写真右上:7月13日女性の会
写真左下:4月16日ゲートボール大会 写真右下:4月21日国会見学会

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