国会レポート18号

 

「キャリアカウンセリング(職業教育・進路相談)について」
決算行政監視委員会第2分科会 平成14年7月23日
昨年12月4日に「キャリアカウンセリング法案」を武正が中心となって提出したことから厚生労働、文部科学両省にたずねた内容は以下の通りです。

 (1) キャリアカウンセラー(5万人)の名称をなぜキャリアコンサルタントに変更したのか
 (2) 文科省と厚労省はキャリアカウンセラー事業でどのように協力しているのか
 (3) 公立学校における進路主導主事の数は何人で、その在職年数は何年か
 (4) 教員に対する大学院での職業教育(キャリアガイダンス)指導の必要性について


特に、(3)については平成13年度において中学校9803人、高等学校4578人の合計14381人ですが、その平均在職年数やどのような研修が行われるのかは把握できていないとのことから、岸田文部科学副大臣からは調査を進める旨答弁がありました。

また、埼玉県男女共同参画苦情処理委員会の勧告(公立高校の男女共同化を進めるべき)を取り上げ、「公立高校にも男子校、女子高を含め様々な選択肢があって良い」と文科大臣に質しますと、「男女別学も高く評価されていると聞いている。設置者の埼玉県教育委員会の検討を見守る」との答弁がありました。

学生インターンが教育問題についてのアンケートを行う 武正事務所学生インターンがゆとり教育についてのアンケート調査を実施しました。
今回は学校以外での教育費についての調査結果を報告いたします。
学生インターンが教育問題についてのアンケートを行う
武正事務所学生インターンがゆとり教育についてのアンケート調査を実施しました。 今回は学校以外での教育費についての調査結果を報告いたします。
土曜日が休みになっても新たな「教育サービス」を受けるだけの「教育費」をかけることができないことがわかりました。
適正な競争により「教育費を安くする」ことが必要です。

また、ゆとり教育は家庭のゆとりが前提ですので、「生活コストの減額」「労働生産性の向上により余暇時間を増やす」「地域社会活動の受け皿づくり」を進めなくてはなりません。
公職選挙法改正案が可決成立「5増5減」
平成14年7月24日【参議院】
民主党では、関係議員である 枝野議員、金子議員そして私の 3名の議員に対する1区、5区、 15区の調整は党本部で行う ことになりました。
サハリンフォーラムに参加
平成14年8月20日、21日
安全保障問題研究会とサハリン州の共催による第5回サハリンフォーラムにオブザーバーとして参加しました。私にとっても、初のロシア訪問です。フォーラムの目的は北方4島返還のために、ロシアが実効支配している4島が(ロシア側の主張では)属するサハリン州と相互理解を深めるものです。これまでの4回に比べ、無理難題をロ側から吹っかけることはありませんでいた。その理由として、プーチン大統領に遠慮していることがあげられます。90年代に比べて7つの連邦管区に大統領代行が置かれたことで、大統領の地方への影響力が強まっているからです。

サハリンでは、「サハリン1」「サハリン2」とガス、石油開発が行われていますので、北アジアにおける「エネルギーや原油備蓄の相互依存関係」の提案を行いました。また、「統一ロシア(プーチン大統領の与党)」のユジノサハリンスク支部を訪れ、意見交換を行いました。
民主党「沖縄ビジョン」を発表
平成14年8月26日
東アジアの中心に位置する沖縄に「1国2制度」を認め、沖縄を利用して日本のアジア、世界への貢献を行っていくことを発表しました。

台湾とのビザなし渡航を認めるなどアジアの人材の交流拠点と位置付けること。日本一高いといわれる介護保険料への対策として沖縄独特の「ユイマール」「門柱(ムンチュー)」などをサービス提供者と認めるべきことも「1国2制度」の具体例です。
民主党代表選挙では野田佳彦氏を応援
政権交代可能な2大政党がない限り「日本の建て直し」はできません。小泉首相の「構造改革」が後退した理由も、自民党の良き「ライバル」に「民主党」がなり得ていないため、自民党内の族議員、抵抗勢力が「余裕を持って」足を引っ張ることができたのです。 まして、民主党の族議員がそれに手を貸しているともいえます。

ここで、新しい「顔」の党首のもと、すさまじい迫力で政権交代を成し遂げることのできる政党に生まれ変わらせるため、45歳、船橋市選挙区の野田さんを応援していきます。2日には、前原議員とも1本化がなり、これで、ネームバリューのある他の候補の胸を借りる土俵がやっとできたところです。野田党首のもと、首相や、内閣を構成できる「もうひとつの政党」を作ることで、はじめて憲法にうたう「国民主権(皆さんが日本の主人公)」が可能になると確信します。