国会レポート2001冬号外

 

国会活動報告
衆議院議員に押し上げて頂いてから丸1年たけまさ公一の通信簿

リーダーシップ いっきの会世話人や、三つのWT事務局長を務める
訴える力 ボイス7月号に論文を掲載や駅頭ビラ発行9号
表現する力 朝の駅頭演説ほか、たけまさ公一と語る会9回開催
行動する力 災害被災地をはじめとして、16カ所を視察
発言する力 質問15回のほか、両院議員総会でほぼ毎回発言

国会での活動状況
会 議 名 出 席 回 数 出 席 率
衆議院本会議 73回 100%
総務委員会 26回 100%
逓信委員会 7回 100%
災害対策特別委員会 12回 92%
その他の委員会(質問・差し替え時) 25回

■基本政策
生活者の視点がすべての原点
「生活者の視点」から、社会全体の仕組みを見直し、行政 と企業で作られた社会に「市民」をしっかりと位置づける。
「依存」型社会から「自立」型社会へ。
源泉徴収から申告納税への転換。教育では学区制の自 由化など、皆さんの判断で社会のあり方を決める。
徹底した地方への分権
地方でできることは地方で行う。地方への財源の委譲と財 政力の向上のために47都道府県の枠を広げた「道州制」 の導入を行う。
政府&自治体のスリム化
民間にできることは民間に委ねます。政府や自治体をスリ ムにし、NPOの活動環境を整え、財政危機を乗り越える。
開け!ニッポン。新たな価値創造を
アジアや諸外国に対して国をよりオープンにし、多くの人 材や知恵や技術の融合を通じて国際社会に貢献する新 たな価値を創造する。
評価 さらにがんばりましょう △ 
衆議院本会議で は、「平成14年度予算で国債発行を 30兆円以下に抑えるとき、地方債発行という逃げを打 ってはいけない」「徹底した地方分権」「小泉首相の言う 国民に痛みという「国民」とは政・官・業の癒着で守られ てきた族議員であり、たて割り官庁であり、既得権益を 持つ業界・団体であって、決して一人ひとりの国民に安 易に痛みを求めてはならない」などを訴えました。  
また、財政再建を進める例として、電波の入札制を取 り上げました。また、特殊法人改革・道路公団ワーキングチームでは、道路公団民営化の結論を1年間のヒアリング のもと、発表しました。  
5月のさいたま市合併はたけまさが県議会当選前か ら訴えてきた公約です。平成15年の政令指定都市を 目指して、引続き都市政策の充実に取り組みます
   

■雇用政策 雇用は生み出せる。自信を持とう
・大学、大学院の社会人教育の充実 
・民間職業支援ビジネスとNPOの育成 
・起業家精神と生産性向上を刺激して全力で雇用を創出
評価 がんばっています ○
やる気のある、技術力を持った中小建設業の育成を 目指し、公共事業の入札適正化を訴えました。建設委 員会での質問では適正化指針に一般競争入札を原則 とすべきと訴えました。職業教育検討ワーキングチームの事務局長として、
 (1)職業高校や専修学校の充実
 (2)中学校での進路指導 で将来の進路、職業を考える仕組みを
といった趣旨で 検討を進めました。
特に進路指導の専門家「ガイダンス カウンセラー」については厚生労働省と文部科学省の 連携により、子供から大人まで進路相談、就職相談を 受けられる新たな資格の創設を求めました。
                

■教育政策  選択肢の多様化に向けて
・「学級崩壊」「中途退学者の増加」に歯止めを 
・子供や保護者に学校、教師、科目、年限の選択肢を
評価 さらにがんばりましょう △ 
文部科学委員会での教育3法改正の質問では、教 育行政は地方に分権しなければならないことを強調し ました。また、体験活動などの充実には、学校の教員 が忙しすぎるという現状を考え、外部からの専門家を入 れるべきと主張しました。
                  

■科学技術・産業政策 私のインターネットシティ構想
・合併政令市から生まれるIT(情報通信)産業 
・情報弱者を出さない情報政策。適正な「競争政策」を 
・規制改革や構造改革は恐れるに足らず
評価 がんばっています ○ 
就任後すぐの8月4日、衆議院逓信委員会で質疑に 立ちました。
 (1)光ファイバー網の整備について
 (2)DSL(デジタル 加入者線)について
 (3)システム開発の現場での雇用の 現実について
 (4)電子政府化について 
以上4項目につ いて質しました。 特に光ファイバーについては、質問を受けて早速郵 政省が光ファイバー網の地方への整備を目途として、 自治体に補助金を出すことを検討開始しました。
また、デジタルデバイド(情報格差)は都市部でもあ ることを指摘するとともに「さいたまタワー」建設を求め 働きかけを続けています。
               

■ 医療・保健・福祉政策 健康であることは全ての基本
・「食(教)育」の推進と救急医療体制の整備、予防医療 の充実、保健ボランティアの増員、バリアフリー社会の 実現 
・年金や介護保険は行政情報を開示し、限られた貴重 な財源を有効活用
評価 よくがんばっています ◎
医療事故対策ワーキングチームの事務局長として、 医療事故防止法案を議員立法として提出しました。医療事故の原因分析、再発防止をするための第3者機関 として「医療事故防止センター」を設置することが趣旨です。センターでは医療事故及び事故の兆候(インシデ ント)報告を求めることができるとなっています。日本医 師会等、医療提供者へのヒアリングも重ねて行いまし た。
救急医療では、ドクターヘリコプターに消防無線を活 用できるように求めました。この分野は縦割り行政で、 救急車の搬送は総務省消防庁所管、病院到着後は厚 生労働省所管です。44万人にのぼる重傷者が24時 間以内にどういう症状になったかを把握できていないと いう現状に対して調査の実施を求めました。
               

■環境政策 地球規模で考え、一人ひとりが行動を
・エネルギー政策と環境政策は表裏一体
・ディーゼル車の排出ガスの規制、環境に負担の少な い循環型社会を建設
評価 がんばっています ○
NOx法改正で、自動車排出ガス対策ワーキングチ ームの事務局長を務め、民主党としての対案をまとめ ました。参議院先議として提出し、参議院では付帯決 議も詳細につきました。
衆議院ではたけまさも質疑に立ちました。埼玉県が 環境基準達成率全国最低であることを受け、県外から の流入車規制などを求めました。 しかし、衆議院では一切付帯決議はつかず、原案通 り可決されました。いかに日本の環境対策が後ろ向き であるか思い知らされました。京都議定書が批准できない理由は日本国内にあると考え、族議員と対峙(たいじ)してゆきます。
たけまさ公一国会活動報告 WT:ワーキングチーム PT:プロジェクトチーム
■ 2000年
6/25 第42回衆議院議員選挙初当選。

7/4 第148特別国会初登院。
7/6 議員歳費のお手盛り慣習に異議を唱える。民主党新人議員同期会(いっきの会)立ち上げ。
7/28 民主党「議員特権の見直しWT」に参加。
8/9 民主党特殊法人改革・道路公団WTに参加
8/9 いっきの会世話人となる
8/9 民主党知的財産権戦略PTにて、ゲノム(遺伝子)問題小委員長となる
8/18 慶応大学医学部訪問(ゲノム問題)
8/23 筑波農業生物資源研究所視察(ゲノム問題)
9/4 東大医科学研究所視察(ゲノム問題)
9/11 松下政経塾・未来政治研究会で中国視察(朱鎔基首相面会)
9/2 さいたまタワー誘致にむけて、各民放テレビ局社長訪問
10/6 いっきの会・規制改革委員会宮内(オリックス会長)委員長を招いての朝食会
10/10 民主党組織委員会青年局次長となる
10/13 鳥取県西部地震視察
10/18 医療事故対策に関するWT発足事務局長になる
10/27 いっきの会・連合笹森事務局長を招いての懇親会
11/9 職業教育検討WT発足・事務局長となる
11/22 ヤング・デモクラッツ主催・大学生との座談会に講師として参加
12/12 民主党生活衛生振興議員連盟・中華担当常任幹事となる
12/25 「朝倉病院問題調査チーム」で朝倉病院視察

■ 2001年
1/24 障害者の集まる「出会いの場・芝生」訪問
2/1 ものつくり大学視察(「野党4党共同KSD問題解明PT」として)
2/11 北海道有珠山視察
2/20 自動車排出ガス対策作業チーム発足、事務局長となる
3/9 NHK横浜放送ライブラリー視察
3/12 横浜海難審判庁・海上保安庁第3管区海上保安本部視察
3/12 民主党のインド西部地震義援金を「国債子供権利センター」へ届ける
4/1 広島県・芸予地震被災地を視察
4/4 校庭緑化(芝生化)推進議員連盟の町村文相への要望に参加
4/5 ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会に出席
4/24 入札制度について横須賀市役所にてヒアリング
5/4 花園フラワーショー視察
5/18 北区のIT講習を視察
5/19 特別養護老人ホーム 川越キングスガーデン視察
5/25 いっきの会 元衆議院議員水野清氏講演
6/1 文部科学委員会(教育3法)にて12回目の質問
6/25 初めて議員立法を提出、【医療法の一部改正(医療事故防止)】
6/28 いっきの会ソニー出井会長を招いての朝食会
8/7 第152臨時国会開会
8/28 陸上自衛隊大宮駐屯地を視察