後援会
 

会報22号 

2000年8月発行

巻頭言  

梅雨も明け、皆様においては絶大なご支援を賜りお蔭様で国政にお送り頂きましたこと、心から御礼申し上げます。
10万5783票という有権者の皆様から寄せられた票の重みに身の引きしまる思いがいたしました。
総選挙を通じての公約(具体的には5つの原則、5つの政策、都市政策の充実など)の実現に全力で取組む所存です。

今回の小選挙区制という1人しか選ばれない選挙はまさに初体験でした。
過去3回の県議選は中選挙区(定数6)であったからです。1人しか選ばれないという厳しさも痛感いたしました。このことはご支援を頂いた皆様にも同様であったと拝察いたします。
特に、私が知らないところで大変なご努力を頂いていたことを思うと、この場をお借りしてご支援いただいた皆様に重ねて御礼を申上げます。

初登院の前の晩、初当選議員有志で集った時、6月25日初当選にもかかわらず6月分の歳費が丸々1ヶ月分支給されることが話題となり、特別国会中の代議士会で問題提起され、早速民主党内にPT(プロジェクトチーム)を立上げ、私もメンバーとなりました。
秋の臨時国会には「議員のお手盛の特別待遇を改める法案」の提出の準備を始めました。

今回の衆院選の争点に都市部と地方部という地域的な対立があったと言われます。
私も都市政策の充実を訴えて参りましたので、この分野でも党内のPTやWT(ワーキングチーム)に参加し始めております。逐次、報告させていただきます。

そごう、中尾、雪印、久世と新たな問題も起きている国政の課題にも積極的に取組むとともに、今後、後援会各支部の設立と「女性の会」の充実、「3人寄れば武正会」の拡大、政治資金団体・都市政策研究会のご入会者の拡充等にお力を賜りますよう、お願い申上げます。
皆様には暑さ厳しき折呉々もお体ご大切にしていただきますようお祈りいたします。(衆議院議員 武正公一)

衆議院初登院!本会議場は小さくみえた!

7月4日(水)衆議院初登院を致しました。
国会議事堂中央玄関から入場し、当選証書と引き換えに議員記章(バッジ)をつけてもらいました。
カメラのフラッシュを浴びて議事堂に入ると、105783人の方の信託を受けているんだと身の引き締まる思いが致しました。
山積した課題に一点突破で風穴を開けるべく取り組んでゆきます。

この国会では、まず衆議院議長、副議長が選ばれ、その後に内閣総理大臣の指名があり、森喜朗氏が選ばれましたが、都市部では森首相の再任に「NO!」であることは言うまでもありません。
初めて入った本会議場はテレビで見るよりも小さく感じました。私の議席は議長席に向かい真正面のわずか右側前から2番目です。

逓信委員会に所属

常任委員会では第1希望どおり逓信委員会の所属となりました。
志望の理由は来るべき高度情報化社会における各種施策を検討する委員会であるからです。
例えば「電気通信事業法」や「電子署名及び認証業務に関する法律」等のIT産業にかかわる分野から、郵政行政の基本施策など、次世代の日本に欠かせない重要案件を議論します。
たけまさ公一は逓信委員会で、皆様のご期待に応えるべく努力してまいります。  

政権交代可能な二大政党に向けて!

今回の総選挙では民主党は議席を127に伸ばしました。
これに無所属の2名を加え、129名の体制で臨みます。
政権交代可能な2大政党制を打ち立てるのは、今回衆院選がホップ、来夏参院選がステップ、時期衆院選がジャンプと肝に銘じてまいります。

民主党新人議員同期会(いっきの会)発足!たけまさ公一世話人となる!

今回の民主党当選議員127名の中で、3分の1強の43名が初当選の新人議員です。
民主党の都市部での躍進とともに、この新人議員の当選がこの総選挙の特徴のひとつです。
6日にはこの43名で「民主党新人議員同期会(いっきの会)」が発足いたしました。
たけまさ公一は同会の世話人として、新人議員の素朴な疑問を大切に国会内のタブーにチャレンジしてゆきます。

まずは議員歳費のお手盛り慣習に「NO!」

新人議員は当選日から議員資格が発生します。
従いまして6月は6月25日からの6日間が有資格となるわけです。しかしながら6月分の歳費(給与)は一か月分が全額支給されます。
前職は6月2日解散ですから、1日分で1か月の歳費が支給されました。
ほか、長期病欠の方にも支払われていることも事実です。
これは細かいことですが手盛りな慣習と言わざるを得ません。

たけまさ公一は今回、働いた日数分日割り計算をして歳費を頂き、残額は返済しました。
これはまだ氷山の一角に過ぎません。
新人議員でしかわからない国会でのおかしな慣習を見直します。この問題は党内にプロジェクトチームができ、私もメンバーとして次の臨時国会で議員立法として提出します。

品格ある日本を創るために

政治家が国民から負託されて政治を代行していることは言うまでもない。
商業は商品を介在して、売手と買手がすっきり平等になる。両者の間に機能の違いはあるが上下はない。
同様に、政治という商品を媒介して、政治家と国民は平等である。政治家が卑屈になることもなく、また威張ることもない。

 ところが、特に日本の政治家や首長は態度不遜の輩が多い。
それは権力者に祀り上げる 有権者の側にも責任があるのだが。
権力者に成りやすい人間は品格に欠ける。
品格で他人を感化させられないから、威張り、虚勢を張り、声を荒たげ、腕力と金の力で相手を屈服させようとする。

この生き写しが、現在の我が国の青少年非行問題なのだ。
政治家が襟を正さない限り、今のような凶悪な青少年問題は無くならない。日本はいま国際社会から品格を問われている。
品格のある日本を創る責任は品格ある政治家を育てる国民の品性に懸かっているのだ。(萩原選対本部長)

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