浦和レッズ後援会主催のパネルトークに
昨夜は、一般社団法人浦和レッズ後援会主催のパネルトークに。元グルノーブルのGM祖母井秀隆さんと水内猛さんのやり取りに魅了されました。
ドイツで学び、フランスで働いた祖母井さんからは、スタジアムや練習場が街の人たちの交流の中心にあること、特に飲食を通じてとのこと。また、選手やスタッフが当たり前にそこに溶け込んでいることを聞きました。
くしくも、浦和レッズ後援会設立は30年前の昨日。Jリーグ開幕を控え外からやってくる浦和レッズと地元とのパイプ役が必要と考え、約2年の準備(7者協議会)を経て、立ち上げました。
「世界一のクラブに」と規約に盛り込んだのは私の提案です。この間、お支え頂いた皆様に心から感謝申し上げます。
そして、プロサッカー球団誘致のため市内を背広に塩が浮いてくるほど歩き回った時、ある少年団指導者が語った「選手が気軽に子どもたちを教えに来てくれる様になって欲しいなあ」が、様々な理由で難しいと聞きます。
「ここがグルノーブルでは出来ていたよ」と言いたかったに違いない祖母井さんの話から次の20年、50年の節目に向けたヒントがたくさん頂き、不可能ではないはずと意を強くしました。
understand は、underにstandする。上からではなく、同じ、いや、下から。このわかりやすい例えは、サッカーだけでなく、すべてに通じると感じました。自戒を込めてです。
後援会総会からパネルトークまで準備、設営にあたられた皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。