イスラエル・パレスチナ・ヨルダン訪問 イスラエル副外相に入植凍結を求める
イスラエル国家安全保障委員会ウジ・アラッド議長との会談。
議長にはネタニヤフ首相あて菅総理親書を手交する。訪米前の首相に渡すとの事。
私からは、東エルサレムを含む入植凍結を求める。
建物の今年6月の改築を日本政府が援助。エルサレムのパレスチナの子供の7割がここで予防接種を受けるとの事。
その後、パレスチナ子供のキャンペーン、日本国際ボランティアセンター、NICCODの日本人ボランティアの皆さんと意見交換。
イスラエルによる移動制限や、入植地によるコミュニティの分断等の問題が提起される。
昼は、アヤロンイスラエル副外務大臣との昼食会。
その前に二人でメディアの取材を受ける。私からは、入植凍結を求めたことを明らかにする。
アヤロン副外相には、私から、直接交渉を評価し、改めて日本の立場を表明。イラン制裁については付随的制裁を間もなく発表することを伝える。
一方、核不拡散について非核兵器国としてのNPT加入、CTBT早期批准、中東非大量破壊兵器地帯構想に関する国際会議2012への関与を求める。
車でジェリコへ。道すがら、USAID、JICE、JICAの援助実績を示す看板に遭遇。インターコンチネンタルホテルにはカジノがあったとの事。
まずは知事公舎へ。知事から農産業団地に加え、観光、自治体経営、廃棄物対策についても要請を受ける。
そして、農産業団地予定地に。乾燥している。気温は40度を超えているのだろうか暑い。隣には鉄くずを扱う大きな工場が見える。
農地にはデーツやマルチングしてあるところには野菜が生育中。何の野菜が栽培可能かというとモロヘイヤやトマトとのこと。
車でヨルダンに向かう。死海を右手に北上。国境の検問所へ。ここから在ヨルダン日本大使館にスイッチ。アレンビー橋(ヨルダン名:キングフセイン橋)を渡り、ヨルダン側の事務所、そしてアンマンへ向かう。
夕食は、ハッサン計画大臣とディーディー産業貿易大臣と。