安倍内閣の外交は実は「日本を取り戻す」のではなく「日本を失っている」のではないかと言わざるを得ない。
朝のニュースでは、国連にて核兵器禁止条約が可決したこと。賛成国は120ヶ国を超える。日本は反対。
党非核議連の緊急アピール(核禁止条約に賛成を、せめて棄権を)を党外務防衛部門会議で了承したにも関わらず残念!
安倍内閣はオバマ大統領広島訪問を安倍外交の成果と誇ったが「核なき世界」の流れとは真逆ではないか。
通常国会で外務大臣に再三求めたNPDI(核なき世界外務大臣会合)も2年半開催されていない。
衆議院本会議はパリ協定(産業革命後の地球の温度上昇を2度に抑え、そして1・5度を目指す)質疑。
11月4日には中国米国EU等の批准により発効。11月7日からのCOP22には日本はオブザーバーとしてしか参加できない。
京都会議を主導した日本なのに地球温暖化対策で後手をとることに。
TPP対応を優先したため、他国の動向が掴めなかったことも政府外務省の失態。
安倍内閣の外交は実は「日本を取り戻す」のではなく「日本を失っている」のではないかと言わざるを得ない。