【定期党大会】福島の現状を視察 仮設住宅を訪問
民主党は8、9日の日程で福島県郡山市の会場で2014年度定期大会を開催。それに先がけて8日午前、福島県の現状を把握するため、福島県下を視察した。髙木義明代表代行をはじめ15人の国会議員と、双葉郡出身の坂本栄司県議は富岡町、川内村、双葉町からの被災者が住む郡山市内の仮設住宅を訪問。双葉町の被災者10人ほどと意見交換を行った。
双葉町からは現在94人の被災者が入居し、その多くが独居高齢者である。国から故郷への帰還の道がまったく示されず、新たに中間貯蔵施設の受け入れ問題が出てくるなか、故郷には結局、帰れないのではないかという不安が広がっていること、3年近くが経過する中でも子ども達の教育や緊急医療など日々の生活環境が思うように改善されないことなどの話を聞いた。視察団一行はお一人お一人の話をしっかりと聞き、政策提言を行っていくことを約束した。
仮設住宅の皆さんから話を聞く視察団一行
民主党総務委員会