【埼玉】「残された時間、投票箱が閉まるまで、勝利のために渾身の力込めて頑張る」山根候補、浦和駅で最後の訴え
17日間の参院選挙でマイクを使っての選挙戦が残り1時間となった20日の午後7時、埼玉選挙区の山根隆治・党候補は浦和駅での打ち上げ式で最後の訴えを行った。
最初に県会議員への同期当選という武正公一・衆院議員が山根候補への支援のお願いに立った。
「何としても何としても、定数3の3議席目、この1議席はやはり社会保障だ。この選挙戦の争点は経済、経済、経済だった。でも皆さんの要望は、医療、介護、年金、子育て、雇用だ。その議論がまだまだ深まっていない。だから山根隆治、社会保障の山根隆治が必要だ。何としても山根隆治を、この埼玉から、あと1議席、ギリギリの戦い、大接戦だ。何としても山根隆治を参議院に押し上げていただくことをお願いしたい」
続いて大野元裕・参院議員があいさつに立ち、山根候補に力を与えてくれるよう呼びかけた。
「この17日間、戦って戦って、訴えて訴えて、足を棒にし、身を粉にして頑張ってきたが大変厳しい逆風だった。しかし、私は強く思っている。私たちには守らなければならないものがある。それは議席ではなく、皆さんの暮らしであり、いのちであり、仕事だ。それこそ巨大与党に対峙をして山根隆治が守っていくものだ」
選挙戦を通じて支援してきた連合埼玉の小林直哉会長が激励のあいさつに立った。
「働く者にとって何としても埼玉の3議席の1議席は山根隆治が必要だと応援をしてきた。いよいよ1時間を切った。大変厳しい取り組みであるが、山根隆治の誠実さ、しっかりした政策、そして多くの支える皆さんの熱意は県民に伝わっていると確信している。残りわずか、最後まで支援の輪を広げることをやり抜いて3議席目を確保していきたい」
真っ黒に日焼けした山根隆治候補は最後に壇上に上がった。
「昨日、一人の高齢者の方が『通帳を見てくれ』と寄ってきた。『年金だよ。民主党のおかげで戻ったんだよ』と。消えた年金問題は1300万人、実に国民の10人に1人の方に年金が戻った。批判もあるが、私たちのやってきたことは間違いじゃなかった。民主党は失敗体験も重ねて大人の政党に脱皮しようとしている。今回の参院選の意義は、何としてでも徳俵に足をかけて踏みとどまる、そして来る衆院選でもう一度政権奪取するように、その胎動を始めることだ。17日間、東西南北県内を隈なく走り、いろんな方からいろんなお声を聞かせていただく中で、民主党が元気でなかったら日本の国民の幸せを守れないと確信した。
私は今回の選挙戦で雇用と福祉が最優先だと訴えてきたが、自民党圧勝という報道がされたときから、福祉の切り下げの話が出てきた。国民の皆さん、ぜひ記憶してほしい。そして日本を担うのがふさわしいのはどの政党か、もう一度私たちに勝負をさせてほしい。私はこの選挙、なんとしても勝たなければいけない。戦況は容易ではないが、熱い支援の中で大きな変化が少しずつ起きている。山根を押し上げなくてはいけないという熱い熱い思いが今、嵐の海の大波のようにせり上がって、一気に私を当選圏内に入ろうとしていると確信している。残された時間、投票箱が閉まるまで、まだまだ時間はある。必死になって勝利のために、渾身の力込めて頑張ることを誓う」
民主党総務委員会