日伊ACSA、日比RAAについて質疑

 米英関税交渉妥結の朝は、立憲民主党 日米通商問題対策本部が開催されました。
 外務委員会は、日伊ACSA(物品役務協定)日比RAA(円滑化協定)について質疑が行われました。
 私からは、条約質疑以外に

 1.西田参議院議員発言への抗議

 2.日米交渉で自動車が協議外ならばWTO提訴を求め、日EUでのWTO改革求めました。

 日伊ACSAでは、物品役務提供について、存立危機事態を法理的に含めるが、現時点において、日伊間で存立危機事態における行動を前提とした訓練や協力について決まった計画はない。また、現時点において、日伊間で存立危機事態における行動を前提とした訓練や協力について協議を行う予定もない。との回答を得ました。
 採決では、日比RAAには賛成、また、法理的には集団的自衛権というべき存立危機事態が含まれることを理由として日伊ACSAには反対しました。
 なお、条約は多数により可決されました。
 あわせて、次回以降、条約が提出されたら、今回の法改正により、新たに法案が審議されなくなることは、国会の関与が弱まろことも遺憾であることは討論でも指摘されました。

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