第2回日イラク経済フォーラム その3

イーサーウィ副首相らとの昼食会後、会場をあとにして市内インターナショナルゾーンIZにある日本大使館へ向かう。車はラウンドクルーザー。防弾ガラス。助手席に座る警備会社スタッフから防弾チョッキを着せてもらう。ずしりと重い。ヘルメットをかぶる。緊張が高まる。

小川駐イラク大使の話では以前空港からIZへの道のりが一番危険であったためヘリを使ったとの事。クルマがスピードダウンしたと思うと、所々に検問所が設けられ国軍兵士が専用のセンサーで爆弾所持のチェックする。
「チェックポイントで電話を使うな」とのメッセージは、携帯電話による爆弾操作を怖れてのもの。あちらこちらに爆弾よけの高さ5メートル幅3メートルのコンクリート壁が林立。

たけまさ公一「今日のたけまさ 国会便り」

IZに入りヘルメットを取る。大使館到着。以前の米国領事館。趣のある建物。隣は米国援助庁。
すぐに、サーマッラーイ国会議長を表敬。IZ内。3月にも来日。スンニー派。日イラク経済フォーラムの報告を行う。日本の支援に対する強い期待が述べられる。
その後国会を見学。来年3月国会議員選挙が行われる。

大使館に戻る途中、フセイン時代に建てられた無名戦士の墓や2本の剣が交差した大きな門を見る。
米大使館の前を通る。世界で一番大きな米大使館との事。厳重な警備。
日本大使館内を視察。IZ内といっても外からのミサイル攻撃に備えた警備と施設。