衆議院憲法審査会が開催
衆議院憲法審査会が開催。テーマは、「国会機能維持(参議院緊急集会の射程)」について。
衆議院橘法制局長の説明後、各党意見表明に移り、立憲民主党からは、私から行いました。
4月10日の憲法審査会にて、立憲民主党からは「選挙困難事態という立法事実」はないという意見表明を受けて、できるだけ選挙ができるように「共通投票所」実現などをあげた上に、参議院緊急集会は「70日限定説をとらない」と述べました。
次回は、「国民投票法(放送CM、ネットCM)」について行います。

【衆院憲法審】参院の緊急集会の射程を議論 武正、藤原、山花の3議員が発言(2025年3月30日立憲民主党ニュースより抜粋)
3月27日の衆院憲法審査会において、参院の緊急集会の射程について自由討議が行われ、立憲民主党の武正公一、藤原規眞、山花郁夫の各議員が発言しました。
武正議員は、「緊急事態に際して、大日本帝国憲法時代に天皇の緊急勅令や緊急財産処分で対処するとされていたものを、国会中心主義の貫徹という趣旨から、参院の緊急集会をもって対応するとした」と説明。「各種文献でもこの緊急集会の制度は世界に類例を見ないものと評価されている」として、緊急集会の条文が、緊急事態に対処する規定に当たるのは明らかであると述べ、改めて緊急集会70日限定説を取らないことも表明しました。そして、「緊急集会というのは参院にのみ認められた独自の機能である」ことから、「緊急集会で対応できないことを前提として議論を進めることは、参院の自律に対する干渉という評価もあり得る」と拙速な衆院での議論をけん制しました。